「東ふつ新聞」更新情報 百一人目

ウンプテンプカンパニー 公演  三日月のセレナーデ 卒塔婆小町 谷修 自由の森学園12月の寒い公民館の一室、鬼気迫る表情の男がいる。
一度芝居がはじまってしまったら、元の彼はどこかへ行ってしまう。いや、こちらが本当の姿なのかもしれない。

「芝居をやっていなかったら生きていなかったかも」
谷修さん(たに・おさむ 25歳)が代表を勤める演劇ユニットウンプテンプカンパニー
は今月8日から能楽作品「卒塔婆小町」をベースにした舞台「三日月のセレナーデ」を上演する。弱冠25歳が代表を務める小劇団とあなどることなかれ。人間の描き方や徹底された世界観には心奪われる魅力がある。

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「東ふつ新聞」更新情報 百人目

東京ふつうの人新聞 柳沼翠さん ART AQUA ASIA  Onion Head ル・タン 画家 イベンター アーティスト集団「Harts」ART AQUA ASIA」というユニットで絵画の展示会の開催、高校時代から続けているライブイベント「Onion Head」。自身も絵を描き、クラブでのライブペイント、年明けにはハーフだけで構成されているアーティスト集団「Harts」のイベントにも参加。

そして、新宿のバー「ル・タン」にてアートイベントを毎週日曜日に開催。毎週である。「身長は…150cmあるかな…」とはにかむ柳沼翠さん(24)。小さな体から溢れ出るエネルギーに驚かされる。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十九人目

どこにいても 自分上手 クチュリエ 彦坂玲子さん 下北沢 雑貨屋 écume坂さん(30)のものさしは、いつも自分。社会的な基準や人にどう思われるかではなく、自分で判断し、自分がいいと思えばそちらを選ぶ。そんなマイペースな彦坂さんは、おっとりとしていて人にも優しい。

心に余裕があるのだろう。平日は昼頃までオフィス街にある小さなコーヒー屋で働き、午後と土日は下北沢にある雑貨屋「écume」で、クチュリエ(フランス語で「裁縫する人」の意)として友達と洋服や小物を作って売っている。

そして夜は地元にステキなバーを知っていてウィスキーを嗜んだり、休みの日は趣味で着物を着たりと、仕事も生活も楽しみながら暮らしている。自分上手という言葉がぴったりだ。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十八人目

ダンスを踊る ダンスと踊る  舞踏家 藤園明希 川口ダンスdeパーク 代々木八幡 ダンスギャラリー響ンスと一口に言っても様々なダンスが存在する。日本舞踊、バレエ、ジャズダンス、他。アジア、ヨーロッパ、アメリカ、中南米、中東、オセアニア、その地域ごとに特有のダンスが存在する。

藤園明希さん(34)は派遣社員として仕事をしながらダンス教室の先生をし、また、自身の創作活動もしている。自身を舞踏家と呼ぶのは「自分がダンスを創っている」からだという。ダンスとは踊りのことだ。そして、踊りとは行為のことだが、藤園さんはダンスをただの行為ではなくパートナーとして接している印象を受ける。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十七人目

Akn097る秋の日に早稲田にある寺に坐禅を組みに行った。何も考えず無になろうとした。もちろんなれなかった。無であるということ自体嘘である。なぜならそこには“無”が“ある”からだ。だから虚無だ。サイレント映画には音がある、声がある。ただそれが耳を介しては聞こえないだけだ。時としてトーキー映画より激しい音を含んでいることもある。

「言葉を大切にしたかったんですね。自分も言葉の乱れの中にどっぷり浸かっていて、何か伝えたいことも省略した言葉で伝えようとしてしまったり……。表現しきれなかったり。それならサイレントで映画を撮ろうと思った。それが本来の言葉なのかもしれないから」。そう語るのはこのたびモノクロ・サイレントムーヴィーでデビューする田島基博さん(29)だ。

彼は続ける。「チャップリンから受けた影響が強いけど、当時は白黒無声映画しかなくて、パントマイムで表現しようとしたチャップリンとはそこが違う」。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十六人目

Dsc_0615_130越したら、すごくおもしろくなってきましたね。いろんなことが」

スポーツ、バンド、サーフィンそして勉強に至るまで、男子が何かをはじめる初期衝動の99.9パーセントは“モテたい”から。これだけである。その初期衝動を様々なモチベーションに変えながらみんな続けているのではないだろうか。

MCハマーの『You can’t touch this』を聴いたときに雷に打たれたような気持ちだった」。80年代、“ダンス甲子園”の影響もあり若者の間には空前のダンスブームが到来していた。それまでダンスなんてものは知らなかった中岡少年も、MCハマーの啓示を受け、ダンスを始めたのだった。河原で一人躍っている彼の姿は、田舎町の人々には奇異に映り、当初は白い目で見られていたものの、一人、また一人と仲間が集まっていく中で、町の人々から応援されるようになる。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十四人目


平松あやさん プロデューサー 演劇
界を超えてでも、私は愛にたどり着きたい」野島伸司『スワンレイク』より

“自分が我慢することによってまわりの人が幸せになるなら、それが自分の幸せ”そう思っていた。

平松あやさん(26)は三人兄弟の真ん中で、子どもの頃からまわりの空気を読んでしまう子どもだった。「苦痛を感じてやっているわけではなく、自分がちょっと我慢すればいいならっていう気持ちだった」しかし、本人も気づかぬうちに無理は蓄積していたのだろうか。数年前、ついに彼女は体を壊し入院してしまった。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十三人目

Snクルートメディアコミュニケーションズ(RMC)でチーフを勤める竹渕渉さん(32)が定期的に自分の友人達に投函している「おしゃべりの小部屋」という小冊子。「常々、人を考えてるの。誰かが喜んでいる顔を見るのが一番幸せ」。

問い合わせは東京ふつうの人委員会

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「東ふつ新聞」更新情報 九十二人目

中村麗香さんかの欠落”と引き換えにのみ持ち得る純粋さがある。

病であったり、記憶がなかったり、運命を握られていたり……透明で一点の曇りもないということは現実世界では逆に狂気じみてすら見える。危ういバランスの上にだけ成立するものの美しさ。

そんな、女性を演じさせたら今、彼女の右に出るものはいない。

舞台を中心に、音楽ライブなどでも演じ、その可憐さと表情豊な芝居で活躍中の中村麗香さん(26)。舞台上の彼女は、ときに母親のように優しい声で語り、ときに子どものように無邪気な表情で笑い、人々を魅了しつづけている。

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「東ふつ新聞」更新情報 九十一人目

Akn095タイの良い身体を包むビシッとしたスーツ。無精ひげを蓄えた顔に切れ長の目。一見すると強面な印象を受ける。しかし喋りだすとその印象は氷解し、自身が企画した SHORT FILM FESTA NIPPON について説明するときの表情の前では誰もが無防備でいられるような印象に変わっている。

「自分の周りには障害者とかもいてショートフィルムの方が観やすいだろうなと思いました。会場の新宿FACEは格闘技やるものとして思い入れもあったし、車椅子の人も利用し易いからここにしました」。ジャンル不問、監督が29歳以下限定の10分間の短編映画祭、荒削りな魂を見せてくれる作品募集。それがこの映画祭の趣旨であるが「U29にしたのは無制限にするより分かり易いからで、別に29歳以上の監督でも気持ちが共鳴できれば平気」だという。さらに入場無料(17時からの映画祭自体は無料、19時からの特別上演は1000円かかる)なのもこの映画祭に対する横川康次さん(34)のスタンスを示している。「客は入場無料で、映画はプロ・アマ問わず。垣根を取っ払いたかったんですが、その分責任だけはきちんと持ってやらないといけないと思います」。

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